ひさびさの。
ようやく宣言が開けて。
とても久々に、友達とご飯と買い物に行ってきました𓂃◌𓈒𓐍
友達と食べるご飯のおいしいこと……(T_T)
もちろん、ご飯そのものもとっってもおいしかったんだけど、やっぱり人と食べるのって幸せだなぁと改めて噛み締めました。
近況を報告し合い、他愛ないことを笑いながら話せるのってとてもかけがえのない時間だったんだな。
1人暮らしなので、朝昼夜、1人でご飯食べるの当たり前、ご飯中は黙食だったので、とても嬉しかった。
1人好きだよ、自炊楽しいよって虚勢張ってても(いやそれも本当だけど)、私は人と過ごす時間が好きなんだなぁ…。
『Abeki』さんで食べたケーキとコーヒー。
明るい陽の光が差し込み、ゆったりとした時間が流れる素敵なお店でした。
こんなにチーズケーキって美味しいの!?
と衝撃を受けました笑
チーズケーキを愛する人も愛せない人も、食べてほしい(愛せない人はチョコレートケーキも美味しいよ)
コロナ禍は本当に辛いし早く終わってほしいけど、こういう当たり前になってた幸せに気づけたのは良かったかも。
この幸せが、また当たり前になりますように。
自粛も続けつつ、適度にリフレッシュしつつ過ごせればと思います𓂃◌𓈒𓐍
劇団競泳水着『夜から夜まで』配信観劇
ふふふ。
とても嬉しいことがあったのです。
今年の5月、東京で上演してた『夜から夜まで』
気になってた俳優さん出るし観たいなと思いつつ、福岡から出られず、諦めていた作品。
(しかもバタバタしてて配信あったの気づいてなかった)
今観劇三昧で無料で観れるじゃん!!(´⊙ω⊙`)
と、びっくり半分、嬉しさ半分で観させてもらいました𓂃◌𓈒𓐍
演劇動画配信サービス「観劇三昧」: 劇団競泳水着 / 夜から夜まで
ぐずぐず系の恋愛群像劇。
私はまだ使ったことのない関係性が多かったけど、いやでもきっとこんな感じなんだろうなと頷いてしまうリアルなお話でした。
あまり劇で恋愛ものやったことないんですが(先日のハーベイの『宇宙団地の花火大会』くらい)、また挑戦してみたいなと改めて思いました。
難しいの!恋人とか恋愛関係って!!
何だろう、友人とはまた違った特別な親しい間柄、その空気感…どう出せば良いんだ…
と、以前相手役と色々話して作り上げました( ´ー` )
でもすごく楽しかったし、成長できた気がしたから、またやってみたい…!!
メインストーリーの恋愛も素敵だったけど、腐女子仲間の話がとても好きだったなぁ。
あの盛り上がる感じわかる!すごいにこにこにやにやしながら観てた後に訪れる、コロナもあって訪れた暗闇がしんどくて……。
幸い運が良かったことに、(もちろん大打撃受けましたが)私が勤めている会社の経営が90℃傾いちゃった、みたいなことにはならず、
「仕事やりづらくなったなぁ、自粛辛いなぁ、人に会えない気軽に出歩けない…」
くらいで済んでおります。
でも、たくさんの会社やお店が非常に辛い状態になっていて。
そこで働く方の等身大の姿を、改めて体感させていただいた気持ちになりました。
私の周りの人たちの中にも、非常に打撃を受けた業界で働いている人はたくさんいるわけで。
大変な時なのに気軽に連絡して良いのだろうか、と気兼ねしていたけど、そろりそろりと、元気でいるかの生存確認含め、また連絡してみようかな。
ままごと『わが星』配信観劇
ちょっと前の出来事ですが、気になっていた劇を配信で観れました𓂃◌𓈒𓐍
色々配信でも観ようかと思って観劇三昧に登録したら
ままごとの『わが星』が観れる!!!
サブスク入っててよかった!!
と嬉しくなって観ちゃいました。
この作品が気になっていた理由はいくつかあるのですが
・大学サークル時代の知り合いで劇団の主宰もやってるHくんが好きな作品だと聞いたこと
・岸田國士戯曲賞をとってること
あたりが個人的な大きな理由です。
岸田國士戯曲賞は、先日受賞者が出ずに少し話題になりましたね…( ´ー` )
「でないこともあるほどのすごい賞をとった作品はどんなものなんだ…!」
と興味があって笑
観た結果𓂃◌𓈒𓐍𓂃◌𓈒𓐍𓂃◌𓈒𓐍
この不思議な世界観と統一感と壮大な物語……
曲のような、ミュージカルのような、演劇だからこそ?不思議な感じ。
それが宇宙を表現するのに合ってる感じがする。
すごい……(語彙力皆無)
月ちゃんとの最後のシーンうるっときてしまった……
なんだか、小さい頃に感じた星の切なさを再び、そしてより強く感じさせてくれました。
最初の方はよくわからない、??って気持ちが強いんだけど、不思議できれいなダンスとテンポの良く面白いセリフでつい観ちゃう。
段々分かってきて(理解しきれてないとこもたくさんあったけど)、よりのめり込んでしまう。
どの役者さんもいきいきしてて動きがきれいで、素敵だなぁ。一体感がすごい。
あと、舞台ならではの表現方法も多数見受けられて、それも面白かったなぁ。
私は会話劇が結構好きなんですが、こういうのもやってみたいなと思いました( ´ー` )⿻*.·
ちなみに戯曲も公開されてます。
いつか本読みしてみたいなぁ。
カフェ巡り『CONZE BLANC』
いつも更新が夜になってしまう…( ´-` )
私、カフェが大好きで☕️
多い年だと140件とか?一年で巡ってました。
(パンケーキは最高で週一ペースでしたね。また更新したいなぁ)
使ってるお金とか計算したらだめですよ?これは生きていくための必要経費です。
お店の内装、器の選び方、おいしくてかわいいスイーツ、こだわりの飲み物……
店主の好きなものを大事にし、そして心地良く過ごせるよう拘って作られたあの空間が大好きです。
でもまあ、お察しの通り、コロナ禍になってからは中々行きづらく…( ; ; )
不要不急の外出しない!感染者増やしちゃダメだ!
好きなお店潰れないかな、大丈夫かな…
癒しが……カフェで癒されたい…癒してもらってカフェにお金落としてのサイクルをしたい…( ; ; )
という葛藤がぐるぐるしているここ1〜2年です笑
色々考えた結果、最近は
・不要不急の外出は控える
・用事があった先に行きたいお店があったら入る、ひっそり楽しんで癒される(対策は徹底する!)
といった気持ちで過ごしています。
難しいけど…うまく付き合っていきたいですね。
早く前みたいに色々巡れるようになったらいいなぁ。
というわけで(前置きが長い)。
この間ようやく用事ができて訪れることができたカフェの紹介𓂃◌𓈒𓐍
門司港にある『CONZE BLANC』さんです。
シンプルな白い外観なので、知らないと通り過ぎてしまいそう。
店内も柔らかな白を基調とされています。
控えめに飾られた小物たちもかわいい。
↑私のInstagramアカウントです
ガトーショコラとか大好きな人間なので、テリーヌショコラあると聞いたら頼んじゃうよね。
想像よりしっかりかためな食感でしたが美味しかったです⿻*.·
幸せな時間でした……また近くに来たら伺いたいなぁ。
『Le Fils 息子』観劇
前に劇観た時に入ってた折込チラシを見て、気になっていた作品を観てきました!⿻*.·
イキウメの浜田さんが出られてること、あらすじが好み&たくさんの国で上映されてる傑作、という文字に釣られました笑
『Le Fils 息子』
フロリアン・ゼレール作
ラディスラス・ショラー演出
世界13ヵ国で上演された、悲劇的で普遍的な家族の愛の作品。
今度映画化も決まっているそう(観終わったから知った)。
個人的に、結構『家族愛』がテーマの作品が好きで。
恋愛、友愛も大好き。というか、『愛』が好きなんだろうな。
人生に根深く関わっていて、美しいようでどろどろもしている、いろんな感情が混じり合っている感じが好き。
特に家族愛に関しては、小説や映画ではよく読んだり観たりしてたんですが、劇では(思えば)初めてでした。
感想は
めちゃくちゃ心にぐさっと刺さった……
しばらく呆然としてました………
最初はね、
「演技の勉強!すごい役者さんたちの素晴らしい演技見て学ぶぞ!」
みたいな気持ちが強くて(もちろんお話も楽しみだったかどう)、でも観ているうちにどんどん引き込まれてましたね……
でも、動きに無駄がなく自然で美しい…それでいてかつ役らしい動き…。さすが…。
台詞もすごい聞きやすいんだけど、自然でやや洋風?な感じがしたな。
とか考えてました。
ここから、ちょっとネタバレありで話します。
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両親の離婚がきっかけで、何にも興味が持てなくなってしまった17歳のニコラを、母と、新しい家族を持った父と再婚相手と二人の小さな子供、みんなで救おうとするお話。
父がニコラに、元妻(ニコラの母)に、今妻に
「すべて上手くいく。」
と何度も言う。
その言葉の軽さと重みがずしんときました。
ニコラのことを理解しようとするけど父も母も理解できない。自分の型の中に当てはめて理解しようとし、愛情で何とか真っ当に生きられるようにするけどうまくいかない。
「生きる意味がわからない」
「なぜこうなってしまうのかわからない」
とひたすら「わからない」気持ちに悩まされるニコラ。
その不安感がすごく伝わってきて、私自身もそう思う時あったから、その時のしんどさを思い出しました。
「生きる意味」なんて、私は何でもいいと思ってて。ただ前向きに生きていけるなら。
前にTwitterか何かで
「好きな漫画の続きが読みたいから生きてる。
好きなアーティストの新曲が聴きたいから生きてる。」
って見かけたことがあるんですが、そういうのいいなぁって思ったんです。
でも、本当にしんどい時ってそういうのも思いつかない。
それをまざまざと思い出させられました。
あと、ニコラが父の新しい家族と一緒に暮らすんですけど、そこが本当に地獄で……。
父が浮気して、実母を捨てて新しく選んだ家族と暮らしている。
その中に入っていくって(実母と二人で過ごすのは限界だから父の新しい家族と一緒に暮らしたいとニコラから申し出た話ではあるんですが)、しんどすぎる……。
再婚相手の妻も、父から頼まれたこともあり、何とかニコラとうまくやっていこうとするんですが、どんどんお互いに、全員にストレスが溜まっていくのが………。
ええ、始終精神が抉られました。(良いこと)
皆ニコラのことが大切で、愛情をかけているのに噛み合わない。
愛ゆえに盲目になっていく、視野が狭くなっていく様がすごく美しく残酷に描かれていて、最後の方はもう…( ; ; )
相手のためを思うことのはずの『愛』って何なんだろうな。
相手を救うためには、どうすれば良かったんだろうな。
相手の状態について知識を持つこと?客観的に見ること?
でもそれ、私当事者になった時できるのかな?
でも、意識しておきたいなぁ。
なんて、見終わってからそんなことを悶々と考えております。
すごく良い劇でした。観れて良かった。
なんなら父の方も観てみたかったな。くぅ。
そういえば、リストカットについて。
昔読んだ小説で
「自分を傷つけることで、自分が生きているんだと実感する。
こんな自分が生きている、生きることで誰かを不幸にしている(このお話の場合家族を)という罪を、自分を傷つけることで贖罪している。」
なんていう表現もあって。
今回は
「傷つけて血を流すことで、一緒に苦しみを流す」
という考えでした。
正直私は痛そうで出来ないけど(まずやっちゃだめだけど)、そういう考えを持つ方もいるんだよな。。
わからなくもない……けど、もし近くにやってる方がいたら止めたいな。どう止めたらいいんだろうな。
頭ごなしに「やめて」っていうのは違うよな、理解するところからだよな…。
なんて、こちらも悶々と考えてます。
いつか、解決策の1案くらい見つかれば良いな。
誕生日プレゼント
ワクチン接種が終わり、案の定熱を出した翌日(今日)、思ったよりすぐ元気になりました𓂃◌𓈒𓐍
大事をとって仕事休みにしてたのですが、ただの休日になりました。
でもよかった!元気なのいいこと!٩( 'ω' )و
せっかくの休みだし、と、前に父からもらった誕生日プレゼントを使うことに。
(早く使えよって感じだったんだけどタイミング見失って笑)
何をもらったかというと
自転車の取り付けライト
もらったとき、
「め、めちゃ実用的!!(父らしい)」
と思いました笑
以前父に誕生日プレゼントをあげたので、そのお返しってこともあり、くれたようです。
無駄なものはほとんど買わない(趣味のものには結構こだわる)父らしいチョイス笑
今私の主な移動手段は自転車なのですが(通勤含め)、その自転車に元々付いているライトが
暗い&照らす範囲が狭かったんですね。
それを見てたから、仕事帰りも危なくないようとのこと。
そろそろ日が落ちるのも遅くなるし…と取り付けるために箱外してちゃんと見たら
なんかめちゃくちゃ高機能なんだけど!?
え、充電式なの!?
前と後ろあって、それぞれ光り方が5〜6段階あるんだけど!?そんなに使い分けできないよ!?何ラピッドって!
スマホのアプリ入れて使うの!?
す、すごく驚いてしまった笑
そしてなんだか笑ってしまった笑
めちゃくちゃしっかりしたやつじゃん…。
いつも無愛想な父が、事故に遭わないよう心配してこれ選んでくれたんだなぁと思うと、なんだかくすぐったいような、じーんとするような、あったかいような、不思議な気持ちになりました。
事故起こさないようこれからも頑張る٩( 'ω' )و
誕生日プレゼント。
一年に一度、もらった人がこれから素敵な日々を過ごせるように、幸せになってくれますようにと考えて渡すプレゼント。
私もらうのもあげるのも大好きで。
あげるとき、あの選んでいる時間が、渡した時喜んでくれることが、すごく幸せです。
もらったとき、私のために相手の貴重な時間と費用をかけて、何がいいか考えてくれたんだなと思うと、たまらなく幸せを感じます。
もらったものを食べるとき、使うとき、相手の顔が思い浮かび、それも幸せです。
コロナ禍になって、人に全然会えなくなって、中々渡す機会ももらう機会もめっきり減ってしまいました。
(父も、転勤で離れてしまいました。)
なんだかとても寂しい。
落ち着いて会えるようになったら、みんなに誕生日プレゼントあげたくなっちゃいそう(サンタクロースか、そしてそんな財力はないな…)
寂しいなぁと思いつつ、気づけばあと1ヶ月ちょっとで私も誕生日。
…今年は自分に自分で何かあげてみようかな。
なんて考え始めた今日この頃です。
鍋セット
鍋セット。
ってなんや、ってなりますよね。
これは、私の大好きな小説『Presents』(角田光代さん作)の中の、短編集の中の題名です。
『鍋セット』の簡単なあらすじは、上京し一人暮らしする子が、荷造り手伝ってくれた母から鍋セット(鍋3種類)をもらう話。
(すごく心があたたまる話で、元気をもらえるので良ければ読んでみてください)
このお話、色々好きなところがあるんですが、一番共感するのが、
『しんどい時に料理をして気持ちを安らげる』
ってとこなんです。
↓小説の中で、それが綴られている部分です。
ひとりの夜が意味もなく不安に押しつぶされそうになったとき、私は鍋を取り出した。大鍋で、牛のすね肉をぐつぐつと煮る。玉葱が飴色になるまでひたすら木べらでかきまわす。ホールトマトをかたちが崩れるまで煮る。スープのアクをていねいにすくい取る。汗を流しながら、ときには涙と鼻水まで垂らしながら。そうしていると、不思議と気持ちが落ち着くのだ。だいじょうぶ、なんてことない、明日にはどんなことも今日より良くなっているはずだ。鍋から上がる湯気は、くつくつというちいさな音は、そんなふうに言っているように、私には思えた。
め、めちゃくちゃわかる………。
楽しい時もしんどい時も、なんだかんだこの鍋セットを使って料理をすることが綴られているんですけど、とくにこの部分にめちゃくちゃ共感しました。
そうなのよ、料理って不思議な力があるのよ。
辛くて、自分の価値が分からなくなるようになったり、不安や悲しみで心がいっぱいな時。
そんな時にひたすら料理をする。
そうすると、なんだか、気持ちがすっきりするんです。
玉ねぎを切って、出てくる涙が玉ねぎのせいなのか、それともそれ以外なのか。
どっちかなんて分からないけど、何かを流すことですっきりすることもある。
それから具材をひたすら炒めたり煮込んだり、そうしていると、いつの間にか心が落ち着いてくるんです。
それで出来上がったごはんを見て、味わって
「大丈夫。こんなに美味しいもの一人で作れるんだから。大丈夫だよ」
って、なんか料理に?肯定してもらえたような気持ちになる。
自分で作った美味しいもの食べて、心も体も満たされる。
(私がよくやる心のリセット法でもあります)
自己肯定感も上がるし、美味しいご飯が出来上がるし最高。
これで作り置きなんかしておくと、
「疲れた〜( ; ; )」
って時でも、冷蔵庫あけると、おいしいごはんが出迎えてくれるんです。
なんか幸せな気持ちになって、また明日も頑張るか〜ってなる。
まあ脳内が単純な私だからかもしれないですが、料理がおすすめなのは本当です⿻*.·
ということで、また今週末、何か作り置きつくろ。
ちなみに私も鍋セット、ぽいのもらいました。
(家にあった余りの鍋だったけど笑
元々お母さんの本だし、小説ぽくプレゼントして欲しかったな…というのはあまりに欲張りなのでやめときます笑)
そういえば、この本、角田さんの小説の中で一番朗読劇に選ばれてるみたいで。
今度おうちで、声に出して読んでみようかな。
イラストも含め本当に素敵な本で、他にも良い話がいっぱい。
私の思考にすごく響いた本なので、どこかで他の話も少し紹介したいですね𓂃𓋪◌