終演しました
わたわたしてたら更新が……
元々毎日更新は考えてなかったけど、ちゃんと定期的に!更新できるよう頑張ります!笑
先日出演した
劇団HallBrothers『まっすぐ目を見て話してください』
の公演から、無事2週間が経過しました。
公演の関係者、お客様から体調不良のご報告はなく、配信期間も終わり、これで本当に終演、となりました。
本当によかった………。
当たり前ですが、出来る限りの感染対策を講じた上で準備、本番、その後を過ごしてきました。
でも、それでも感染者が出てしまうのが今の現状。
準備期間に宣言発令もあり、公演をやるべきか否か、そのようなお話もしました。
他の団体で中止、取りやめているところもたくさんある。
でも、この話を今届けたい、このメンバーで実施したい、このご時世だからこそ、出来ることなら楽しんでいただけるものを世に出したい。
皆で話し合った結果、公演を行おうと決意を新たに取り組んできました。
劇場に足を運んでくださる方には精一杯の配慮と感謝を、そして生の劇の楽しみを感じてもらえるように、
外出を控えていて劇場に来れない方には映像でも楽しんでいただけるように、
協力してくださるホールの職員さんや一緒に舞台を作ってくれるスタッフの方々に迷惑がかからないように、
日々感謝と不安、緊張を感じながら進めてきました。
そして公演が終わり。
楽しんでいただけた反応をたくさんもらえて、嬉しさと感謝と、関わった皆様のご無事を祈る気持ちでいっぱいで、2週間過ごしてました。
そして、長い2週間が終わり、今日に日付が変わり、今日が終わろうとして初めて、ほっと一息つけました。
無事に終えられたのは、本当に奇跡です。
どれだけ気をつけていてもなってしまう時はなってしまうと思うから。
でも、その奇跡が起こる確率を、関わってくださった皆様のご協力のおかげで上げることができ、無事奇跡を起こすことができました。
感謝してもしきれません。
本当にありがとうございます。
どうかこれからも皆様がご無事でいられるよう、陰ながら祈っております。
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コロナ禍での舞台は、これで3個目です。
1個目は去年。これはズームで撮影し配信形式に変更しました。
2個目は今年の2月。今回と同じく緊急事態宣言下でしたが、無事終えることができました。
3個目は今回。
1個目、舞台で出来ないと決まった時、どうしようもない無力感と悔しさを感じたのを覚えてます。
それでも、ズームで映像にして作品を作れるよう試行錯誤してくださった作演並びにスタッフ、共演者には本当に感謝です。
2個目、待ちに待った舞台。この時は今回よりも不安が大きくて。でもどうしても舞台にしたい、観たいと思ってくれている方々に観てもらいたいという気持ちでした。
今考えると「やると決めたならそんな怯えんな!覚悟決めたらやり通せ!」みたいな感じですが笑
その時、とても心に残ったのは、舞台仕込みでした。
公演関係者全員がPCRを受け、誰か1人でも出たら中止。その結果を待ちながらの舞台仕込み。
途中からの参加だったんですが、スタッフの方々がいつも通りに仕込みをされていて。
舞台仕込みも、音響仕込みも、照明も。
今すぐに、○○が陽性だったと連絡来て、これ壊さないといけない、とかになってしまうかもしれないのに。
こんなに準備して下さっている。
そうだ、私達も、ずっと「公演が打てる」という前提で稽古してきたじゃないか。
なんだか、頬をぶたれた気分というか、背中を押してもらえたというか、うーーんうまくいえないんですが、すごく感動して、改めて頑張らなきゃ、良いものここで作り上げなきゃって思ったんです。
打てるかどうかなんて確かにわからない、でも、打てることを前提に今やれることを全力でやるんだって。
そんな感じで駆け抜けた公演、終わって舞台バラして劇場を後にする時、
「(ここから2週間まだ分からないけど)夢じゃない、舞台打てたんだ、お客さんに観てもらえたんだ」
って泣けてしまって。
(こっそり泣いたので裏話ですね)
公演を打つことができるって、どれだけありがたい、奇跡の積み重ねなんだろうと思ってしまいました。
その気持ちは今でも変わってません。
願わくば一刻も早い終息を。
また安心して皆暮らせる日々を。
でも、中々先が見えない今だから、コロナとうまく付き合っていく。
お客様に楽しんでいただけるものを、やる側も楽しめるものを、工夫して発信していけたらと思います。
私はひとまず、年内は舞台の予定ないので、体づくりとか、本読むとか、色々今できることをやっていこうと思ってます𓂃◌𓈒𓐍